橋本元市議 政活費910万円を返還


 神戸市会の政務活動費(政活費)を不正に受給したとして市議を辞職した橋本健氏(37)が9月末、政活費約910万円分を市に返還していたことが5日、分かった。市会が詐欺容疑で告発し、返還を求めていた金額で、市会事務局は「今後の捜査で起訴された額が上回れば追加の返還を求める」としている。

 橋本氏は辞職後、所属していた自民党議員団の聞き取り調査に対し不正受給を認めた。2010~14年度に計8回、市内の印刷仲介業者に市政報告作製を発注したとして約715万円を受け取ったが、実際は低い金額で宍粟市内の業者に印刷させていた。

 さらに、神戸市内の別の印刷業者に市政報告作製費約194万円を支払ったとする14年3月31日付の領収書を提出したが、実際は印刷していなかったという。

 市会は9月13日、計約910万円をだまし取ったとして詐欺容疑で兵庫県警に告発状を提出、受理された。市民オンブズマンは虚偽有印公文書作成・同行使容疑と合わせて神戸地検に告発している。(若林幹夫)

 神戸市会の政務活動費(政活費)を不正に受給したとして市議を辞職した橋本健氏(37)が9月末、政活費約910万円分を市に返還していたことが5日、分かった。
0