【悲報】40代、50代の給料はこれからも増えない・・・


人手不足が叫ばれるようになって久しい。現在の日本では空前の「売り手市場」が発生しており、われわれ労働者にとって非常に良好な環境が生じていることになる。

しかし多くの労働者にとって「そんな印象はない」というのが偽らざる実感だろう。それもそのはずで、日本人の平均賃金は過去20年間以上一貫して、ほとんど上昇していない。

コスト増加を相殺するために企業が何を考えるか。それは従来以上の「昇給速度の鈍化」と「働き方改革の美名を借りて行われる残業代削減」だ。

そしてこのような企業行動は、何ら目新しいものではない。例えば図表1は、「初任給が引き上げられる」一方で、「40代~50代の給与は押し下げられる」ことが確認できる。

図表2は、40代労働者のうち「部長」「課長」の割合の低下が続いている。50代労働者でも同様の傾向が確認できる。すなわち、企業は40代・50代雇用者の昇進を遅らせる、昇進できる人数を減らす、といった取り組みを行っている可能性がある。

人手不足になれば、給与は上がるはずだ。現在「有効求人倍率」はバブル期の水準を上回っている。だが日本人の平均賃金は過去20年間ほとんど上昇していない。なぜなのか。それは企業が40代と50代の給与をおさえてきた結果のようだ。しかもその傾向は今…
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