梼原町が患者遺族に損害賠償

梼原町にある町立梼原病院で6月、入院していた80代の男性が昼食をのどに詰まらせて死亡し、町は、当時介助する職員がそばにいなかった過失を認めて遺族に2500万円あまりを賠償することになりました。

梼原町などによりますと6月11日、町立梼原病院に入院していた80代の男性患者が昼食に出されていたおかゆなどをのどに詰まらせてまもなく死亡しました。
男性はその4日前に誤えん性肺炎のため入院していて食事などの時には看護師による介助が必要だったということです。
しかし町などによりますと、看護師は当時ほかの患者に対応するために男性のそばから離れていたということで当時、食堂には看護師は1人もいなかったということです。
町は看護師が目を離した間に男性が自分で昼食をとって詰まらせたと過失を認め、遺族に対して2544万円の損害賠償を行うことを11日開かれた議会で可決しました。
また病院は、患者が食事をとる際には食堂に看護師を少なくとも1人配置するなどの対策をとったということです。
町立梼原病院の池田幹彦院長は「注意不足から重大な事故を起こしご遺族におわびします。人員の配置を見直すなど再発防止に取り組みます」とコメントしています。

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