フランス人「日本人の英語コンプレックスは異常。フランス語を喋れなくて恥ずかしがる日本人は少ないが英語は別。独特な体験だった」


 日本に暮らしはじめて3年目、日本の観光地を巡ろうと旅に出た。現地に着き、観光案内所で話を聞こうと係員に近づいた。ところが、私の顔を見た瞬間、係員は困った表情で「どうしよう、英語話せない」と隣のスタッフにささやいた。そして、私がまだ一言も話していないのに、「ソーリー・ノー・イングリッシュ」と伝えてきた。

日本人はなぜあんなにも、「英語をしゃべらなければならない」と自らにプレッシャーをかけるのか。
日本では英語以外の外国語はまるで存在しないかのような風潮があり、フランス人の私を悲しくさせた。「フランス語はしゃべれない」と恥ずかしがる日本人は誰もいなかったが、英語だけは、まるで国民レベルの強大なコンプレックスが存在し、それは日本でしか感じたことがない体験だった。

日本のアニメやゲームなどを見ていると 、ローマ字や英語で書かれた店の看板の絵がよく登場するし、野球や、学校の制服なども、どことなくアメリカ文化の影響を受けているような気がする。いろいろな要因が重なって、日本人は英語が話せると思ってしまうのかもしれない。

そのノリで日本に旅行に行くと、たいていのフランス人は言葉の壁にぶつかって絶望する。フランス人がよく言うのは「たくさんの日本人と触れ合いたかったのに、言葉の壁のせいでほとんどかかわれなかった」という話だ。

日本に暮らしはじめて3年目、日本の観光地を巡ろうと旅に出た。現地に着き、観光案内 - Yahoo!ニュース(東洋経済オンライン)
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