阪神CS進出決定!藤浪を”バクチ起用”だ


 2位・阪神が28日のDeNA戦(横浜)を11―2で制し2年ぶりにクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。先発全員安打をマークするなど今季最多タイの16安打と打線が爆発。投げては先発・能見が9回2失点の今季初完投で6勝目を挙げた。金本監督は「あと1つ勝っていち早く2位を決めて、休ませられる選手を休ませたい。甲子園でCSが開催できるように一日も早く決めたい」と先の戦いを見据えた。

 そんな中、チーム内ではCSでの藤浪晋太郎投手(23)の“ばくち起用”を勧める声が噴出している。「巨人なら菅野、マイコラス。DeNAなら今永、ウィーランドとうちが苦手にしている投手がくるのは間違いない。3点までの勝負になるだろうが、絶対的な存在がいない今のウチの先発陣では分が悪い。イチかバチか、藤浪に託すのはアリ。はまれば巨人、DeNAどちらでも抑えられる」(チーム関係者)

 この日の能見がチーム4度目の完投となったが、これはリーグ最少タイの数字。さらに、9月は先発陣が3勝しか挙げておらず、安定感に欠ける状況が続いている。右足腓骨骨折で二軍調整中のメッセンジャーが27日の二軍戦で復帰登板を果たしたのは明るい材料だが、あてにできるかは疑問。そこで“のるかそるか”のギャンブル要素がある藤浪への期待が膨らんでいるというわけ。

 その藤浪は28日のウエスタン・リーグ広島戦で先発。エルドレッドに全球直球勝負を挑み、空振り三振を奪うなど5回1失点(自責点0)の快投を見せ「CSとかを考えて上を見据えてというより自分のいい投球をしていきたい。それを首脳陣が判断するということ」とキッパリ。下克上で32年ぶりの日本一を目指す猛虎だが、危険な賭けに出ることはあるのか…。

0